【EVEこれ vol.4】 使っている抗菌薬の種類が他病院と違う、かもしれない?!周術期抗生剤の使用実態から、適切な管理の検討を!! (2020年10月号)
EVEこれ ユーザ病院様の実データを分析して、傾向や課題をご紹介します。 自院の分析のヒントになさってください。予防的に投与する周術期抗生剤は、耐性菌選択予防の観点からSSI予防効果が得られる短期投与をすることが必要となっています。また、DPC対象病棟で使用すると包括扱いとなるため、①種類、②投与日数、③医薬品の種類によって、費用に影響があります。そこで今回は、調査に協力いただいている6病院様のデータについて、ガイドラインやベンチマークデータを参照し、「周術期抗生剤」の使用実態を調査しました。例として、「腹腔鏡下胆嚢摘出術」と「人工骨頭置換術」を取り上げ、①~③について示しています。全国データやガイドラインと見比べると、病院ごとに異なっており、管理を見直すべき点が見えてきました。 ▼記事は下部にある「ダウンロード」から!▼